飲食店ではどんな人が働いているのか

飲食店では一体どのような人たちが働いているのでしょう。


以前の記事のように誰でもなれるわけですから実に様々な人が働いています。



◆飲食業界入りした経緯で分けてみる


フリーターから


僕はこのタイプですね。
高校を卒業してからフリーターをしており、定職を求めて就職した先が飲食業界でした。
このタイプの人は学生時代やフリーター時に飲食関係のアルバイトをしていたりすることが多いですね。
アルバイトをしていた時は自分は絶対に飲食店の社員になんてなりたくないなんて思っていたりしたのに結局飲食業にしか就職できなかったなんてパターンです。



他業種から


前職のブラックっぷりに嫌気がさして他業種への転向を試みるも未経験他業種への転職はやはり非常に難易度が高いので飲食業界に流れ着いてくるわけです。
不動産業界からが多いですね。
職種で言うと営業をされていた方なんかも非常に多いです。
同じサービス業の販売業や小売業からの人はほとんどいませんね。
販売業や小売業の人たちからも飲食業はブラックなイメージがあるんでしょう…。



夢に破れた人たち


歌手や役者や芸人など一握りしか成功者の出ない世界の夢に破れた人たちもちらほら見かけます。
やはりそういう人たちは学歴も職歴も無い人が多いので飲食業に流れ着いてこられますね。
昔の話なんかがおもしろかったりするので若いアルバイトスタッフなんかから意外と支持を受けてそれで成果を出せることも多いです。
芸能分野以外でも起業に失敗した元社長であったり自分で店を出していたけど潰れてしまったという非サラリーマン店長であった人も以前の経験を活かして活躍されています。




新卒入社


実はこれが一番多いですね。
本当にもったいないと思います。
こんなに誰でも簡単に入れる飲食業界にわざわざ新卒で入社しなくても…と思ってしまいます。
新卒で入ったからといってキャリア組というわけではなく他の中途入社の人たちと変わらずに現場である店舗で従業員として働くわけです。
なのに話を聞いてみるとほとんどの人が『いずれは本社勤務を目指しています!』とか言うのです。
飲食の現場でずっと続けていくのは現実的にしんどいという考えなわけです。
飲食業界で現場から本社に配置転換するとか無理ですよ!
人事とか経理の人材が不足しているのならその経験者を採用します。
わざわざ飲食経験しかない現場のスタッフを配置転換するメリットは会社にはひとつもありません。
その中でも唯一現場から本社勤務を目指せるルートはエリアマネージャーやスーパーバイザーを経ていくくらいのものですがこれは本当に狭き門です。

というわけで飲食業界に入るからには現場のトップである店長を目指してその中で働き方を考えていくことが一番生産的であるわけです。



◆最後に


冒頭でも申し上げましたとおり、飲食業界には誰でも入ることができます。
なので様々な人が混在して働いています。
普段店舗で働く上ではアルバイトやパートとしか接することはありませんが、仕事をしていく中で同僚・先輩・後輩・上司と様々な人との関わりも出てきます。
それによって助けられることもあります。
トラブルが起きることもあります…。
他の店舗の社員との関わりも今後、話題にしていければと思います。

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