店舗異動
このブログで扱っている店長はサラリーマン店長なので、チェーン展開している会社であれば店長といえど異動があります。
◆店舗異動の理由は様々
異動の理由は様々で
・新規出店があった
・どこかの店長が退職した
・どこかの店長が昇進した
・どこかの店長が降格した
・問題店舗の改善のため
などがあります。
この店舗異動が店長にとってはなかなか大変な仕事なのです。
◆また始めからやり直し…
今まで自分が積み上げてきたライフワークバランスが無に帰すわけです。
また１から作り直しです。
いや
１からならまだ良いほうで、むしろマイナスからという場合があります。
というよりマイナスからのほうがほとんどです。
前任の店長が仕事が出来る人であっても仕事が出来ない人であっても関係ありません。
価値観や仕事の進め方は人それぞれですし、同じ業態で同じマニュアルで仕事をしているはずなのに店の雰囲気ややりかたはは本当に様々です。
どんな職場であっても良い意味でも悪い意味でも、ある程度の均衡というものが保たれた状態なわけです。
それが崩されると現状よりも自分が働きにくくなる可能性があるので人は皆職場において変化を嫌うのです。
しかし
自分のライフワークバランスを保つためには前任の店長の色に染まっている店を自分の色に染めなおさなければなりません。
自分のために店を塗り替えるとなると非常に自己中心的な店長に思われそうですが飲食店店長として一生働くということのためにはそこは譲れません。
『前の店長は○○だったのに』
とか
『今まではこのやり方でやっていたので…』
とか
そういった抵抗に耐えながら自分という存在に慣れていってもらうわけです。
だからといって、自分のライフワークバランスを整えるためだけに店の仕組みを変えていくと従業員の反発はどんどん大きくなってきます。
会社の定められたことを守り
従業員にも有益であり
結果的に店長のライフワークバランスが保たれる
これが理想形であることを念頭において動かなければなりません。
◆最後に
店舗異動に関しての苦悩は様々なのでこれからも話題にしていきたいと思います。
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